2025年8月、11月、アフガニスタンで大規模な地震が発生。長年にわたる情勢不安に苦しむ家族は、さらなる窮地に陥っています。
東部における8月の地震
現地時間8月31日から9月1日にかけての深夜、アフガニスタン東部でマグニチュード6.0の大規模な地震が発生。現地当局は、2205人が死亡し、3640人が負傷と発表(※9月5日現在)。約50万人が被災し、6300戸以上の家屋が倒壊、2100戸以上が損壊し、村全体が破壊された地域もある、とのこと。この地域では、豪雨による鉄砲水にも見舞われており、状況がさらに厳しくなっています。
加えて、9月23日にはアフガニスタン東部ジャララバード近辺にて新たにマグニチュード4.9の地震も発生しました。
被災地の現状
多くの地域が遠隔地に位置し、道路の多くが遮断または通行不能になっており、被災した地域へのアクセスは依然として困難な状況が続いています。一部の地域では、救助隊員が援助を必要とする人々のもとへ到達するために徒歩で移動せざるを得ない状況にあります。医療サービス等、被災地における基礎インフラの不足が救助活動を妨げています。
北部における11月の地震
東部での地震の復旧作業が続く中、北部でも人口約50万人のアフガニスタン最大の都市の1つであるマザーリシャリーフ近郊でマグニチュード6.3の地震が発生。少なくとも26人が死亡、117人が負傷、住宅874棟が破壊され、2153棟が破損、3000以上の家族が被災していると報じられています。救助活動が続く中、被害者数はさらに増加することが懸念されています。
UNHCRの救援活動
8月の東部での地震において、UNHCRはパートナー団体と協力し、迅速に救援活動を開始。まず第一段階として約5600世帯の被災家族を援助するため、カブール等の備蓄倉庫から約1000トン分の救援物資を輸送し、テント5690張、給水容器1330個、毛布3105枚、防水ビニールシート5770枚、ソーラーランプ2万1770個等を手配しました。
被災地からのレポート
また、国内/国際パートナー団体と連携し、障がい者、高齢者、子どもや女性が世帯主となっている家族等、特定のニーズを持つ人々が必要とする、専門的な援助を受けられるよう取り組んでいます。
11月に発生した北部での地震に対しても、UNHCRは他機関と共に現地での調整会議に参加し、状況及び潜在的なニーズの調査を実施。現地に留まり、被災した家族が尊厳と希望を持って生活を再建できるよう、毛布、水汲み容器、ガス調理器、ビニールシート、ソーラーランプといった生活必需品を含む、被害状況に対応した救援物資を提供しています。
窮地に陥るアフガニスタン
アフガニスタンでは2024年5月には北部のバグラン州で、7月にはカブール州等、中部・東部で大規模な洪水が発生、2022年6月に南東部で、さらに2023年10月には西部のヘラート地域で大規模な地震が発生しており、地震のみならず、気候変動による干ばつや洪水といった自然災害が絶えない状況が続いています。UNHCRはこういったアフガニスタンの近年における自然災害において、保護分野の主導機関として援助を進めています。
加えて、アフガニスタンでは数百万人が貧困と飢餓に陥っており、経済危機も進む中、特に女性と少女に対する人権が侵害されている他、今年2025年に入って260万人以上のアフガン人が帰国または強制送還され、窮地に陥っています。
恒常的な資金難に苦しむアフガニスタンをご支援ください
しかし、今年に入ってからの各国からの海外援助の削減、そして世界的にアフガニスタンの危機には注目が集まらず、その援助資金は著しく不足しています。
現地では、零下に及ぶ極寒の冬が訪れています。どうか、UNHCRが今すぐ緊急援助を実施し、被災者へ避難所を提供できるよう、ご協力いただけませんでしょうか。皆様のご支援は必ずUNHCRが現地に届けます。UNHCRのアフガニスタン支援に、ご協力ください。
1950年に設立された国連の難民支援機関です。紛争や迫害により故郷を追われた難民・国内避難民を国際的に保護・支援し、水や食料・毛布などの物資の配布や、難民キャンプなどの避難場所の提供、保護者を失った子どもの保護や心のケアなど、最前線で援助活動に尽力しています。1991~2000年の間、緒方貞子さんが第8代国連難民高等弁務官を務めました。
この国連の難民支援活動を支えるため、広報・募金活動を行う日本の公式支援窓口が、国連UNHCR協会です。
通常、自然災害への対応は行っておりませんが、被害の規模が甚大かつ被災国より要請を受けた場合に、緊急支援を行います。
- 皆様のご支援は、この度のアフガニスタン地震、そしてアフガニスタン及び周辺国での援助活動に充当させていただきます。アフガニスタンへの緊急対応資金が全額調達された場合、皆様からのご寄付は、世界の緊急事態により避難を余儀なくされている人々の命を守る援助に充足させていただきます。
- 当協会へのご寄付は、寄付金控除(税制上の優遇措置)の対象になります。お送りする領収証は確定申告にご利用いただけます。
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皆様の毎月のご支援が、避難を強いられるより多くの人々の命を守ります。
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戦争や迫害、そして自然災害等で緊急の避難を強いられる人々が増え続ける中「国連難民サポーター」の皆様による月々の安定した資金供給がますます重要になってきています。毎月一定額のご支援が届く見込みがあることで、緊急事態への即時対応や救援物資の備蓄、そして教育支援や自立支援といった、長期的な支援プログラムも可能となります。ぜひ、毎月のご支援をご検討いただけませんか?

