困難を生き抜く難民の力強さに光をあてた珠玉の9作品(日本初公開6作品を含む)を、世界各地から集めました。全国どこからでも視聴できるオンライン鑑賞を主軸に、東京と大阪ではあわせて4回劇場で上映します。
オンライン鑑賞で観れるのは8作品。単品でも、8作品まとめてでもお申込みいただけます。
【対象年齢】中学生以上
※難民映画祭で上映する映画で表現される内容は、本映画祭の開催にかかわる企業、団体、その他いかなる個人の意見を代表または反映しているものではありません。
日本初公開
ハルツーム
命がけで戦火を逃れた5人が語るスーダンの記憶
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2022年、スーダンの首都ハルツームで5人の人生を追う撮影が始まった。ゴミを集めて生きる少年たち、夢を語るシングルマザー、民主主義を訴える活動家、鳩レースを愛する公務員——彼らの日常が紛争によって一変する。1,000万人以上が避難を余儀なくされる中、映像作家たちは携帯電話で人々の声を記録し、現実を世界に伝えようと奮闘する。戦火に飲まれる都市とその中で生き抜く人々を見つめた、詩的で力強いドキュメンタリー。
" こんな人にオススメ!"
・内戦勃発前後のスーダンの様子が気になる。
・争いを目の当たりにしたスーダン人のリアルな声が聞きたい。
ベルリン国際映画祭2025 – 平和映画賞(Peace Film Prize)受賞
ジュネーブ国際映画祭・人権フォーラム2025 – Gilda Vieira de Mello賞(Creative Documentary Competition)受賞
ミラノ映画祭FESCAAAL2025 – 観客賞(City of Milan Audience Award)受賞
ホット・ドックス映画祭2025 – The Bill Nemtin Award for Best Social Impact Documentary 受賞
ドキュメンタリー / 2025年 / 80分 / アラビア語(英語・日本語字幕) / 監督:Anas Saeed、Rawia Alhag、Ibrahim Snoopy、Timeea Mohamed Ahmed、Phil Cox
11月 6日(木)18:30 TOHOシネマズ 六本木ヒルズ(東京) (定員に達したため受付を終了しました)
11月13日(木)18:30 TOHOシネマズ なんば 本館(大阪) トークイベントの登壇者情報はこちら
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日本初公開
見えない空の下で
ウクライナの地下鉄構内で暮らす二人に芽生えた友情
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寒さ厳しい2月の朝、12歳のニキータは家族とともに戦火を逃れ、ハルキウの地下鉄駅に身を寄せる。外の世界は死の危険と隣り合わせであり、彼は構内から一歩も出ることを許されず、ネオンの灯りの下で暮らしている。放置された車両や混雑するプラットフォームをさまよう中、ニキータは11歳の少女ヴィーカと出会い、閉ざされていた世界に光が差し込む。絆が深まるにつれて、勇気を見出していく二人——喪失と希望、そしてつながりを描く静かで力強い物語である。
" こんな人にオススメ!"
・戦争を体験する家族の心境を知りたい。
・日常と化した非日常の地下鉄生活について知りたい。
・こどもたちが戦争からどのような影響を受け、対応するのか関心がある。
ヴェネツィア国際映画祭2023(Giornate degli Autori部門) – Europa Cinemas Label Award 受賞
ワルシャワ国際映画祭2023 – 最優秀ドキュメンタリー賞 受賞
チェコ・Jihlava国際ドキュメンタリー映画祭2023 – ベスト・チェコ・ドキュメンタリー賞 受賞
ジュネーブ人権映画祭(FIFDH)2024 – ドキュメンタリー・ユース審査員賞 受賞
第96回アカデミー賞国際長編映画賞 – スロバキア代表選出(ノミネート相当)
ドキュメンタリー / 2023年 / 71分 / ウクライナ語・ロシア語(英語・日本語字幕) / 監督:Ivan Ostrochovský & Pavol Pekarcík
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日本初公開
アナザー・プレイス
ヨーロッパへ逃れた3人の若者が問う本当の「居場所」とは
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戦争や迫害を逃れてヨーロッパにたどり着いた3人の難民、ルイナス、ザハラ、ハメドの人生を追った物語。コンゴ、シリア、アフガニスタン——異なる故郷や背景を持つ彼らの生活に焦点を当て、新しい国で孤独や精神的苦痛、人種差別に直面しながらも「新たな土地」で生活を築いていく苦悩や葛藤、力強く生きる彼らの姿を映し出す。イラン・イラク戦争で祖国を逃れ米国に移住した監督自身の経験が、作品の繋ぎとして重なっていく。
" こんな人にオススメ!"
・ヨーロッパに避難した難民たちが抱える葛藤や、悩みを知りたい。
・異国の地でどうやって生活をあらたに築いていくのか、難民の自立に関心がある。
・難民・移民を受け入れるためにコミュニティができることを考えたい。
ドキュメンタリー / 2024年 / 80分 / 英語 (日本語字幕) / 原題:Another Place / 監督:Jhizet Panosian
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日本初公開
希望と不安のはざまで
独裁の終焉を迎えたシリアで人々は何を思うのか
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2024年12月、アサド大統領の打倒を契機に半世紀にわたる独裁政権が崩壊し、シリアは新体制への激動の移行期を迎える。国外に逃れた者の中には帰還を望む者もいれば、新政権の動向に恐怖を抱き、国外脱出を決意する者もいる。本作はこの歴史的な転換期の最初の瞬間を捉え、将来への期待と未知への恐怖に揺れるシリア国民の声を映し出す。大統領宮殿から悪名高いサイドナヤ刑務所まで、旧体制の痕跡と新たな指導者の登場とともに、岐路に立つシリアの現状を独自の視点で描き出したドキュメンタリー。
" こんな人にオススメ!"
・アサド政権崩壊以降のシリアの内情に関心がある
・異なる宗教や、信念を持つ人々が共存できる社会について考えたい。
ドキュメンタリー / 2024年 / 52分 / 英語、フランス語 (英語・日本語字幕) / 原題:Syria: Between Hope and Fear / 監督:Jahouar Nadi、Yael Goujon、Apolline Convain
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日本初公開
バーバリアン狂騒曲
難民が村にやってきた!笑いと本音が交差する村の大騒動
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ブルターニュ地方の小さな村パンポンでは、地域住民がウクライナのニュースに心を痛め、ウクライナ難民の家族を村に迎え入れようと準備を進めていた。ところが到着したのはシリアからのファイヤド一家。そこで露呈したのは、古くからの偏見であった。住民たちの心優しさは、本当の思いや偏見とともに試されることに。美しい自然の中、伝統を重んじる村で、難民との交流を通じて浮かび上がる受容と偏見の物語が、ユーモアと温かさをもって描かれる。フランス女優のジュリー・デルピーが監督・出演。
※一部、性的な場面が含まれます。
監督ジュリー・デルピーからの動画メッセージ
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" こんな人にオススメ!"
・難民・移民に対して複雑な感情を持つ人々の心情を知りたい。
・ヨーロッパでの難民受け入れに関心がある。
・外国人を受け入れるコミュニティに興味がある。
ソノマ国際映画祭2025 – 観客賞(最優秀長編作品)受賞
ヨーテボリ映画祭2025 – Honorary Dragon Award受賞(監督:Julie Delpy)
コメディドラマ / 2024年 / 101分 / フランス語(英語・日本語字幕) / 原題:Les Barbares / 監督:Julie Delpy
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ラジオ・ダダーブ
ケニアの難民キャンプから世界へ!アフリカに迫る気候変動の危機
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ファルドウサは生まれも育ちもケニアのダダーブ難民キャンプ。国籍もパスポートも持たないが、難民自身が運営するラジオ局のジャーナリストとして、人々の声を世界に届けている。内戦から逃れてきた旧来の住民に加え、気候変動による飢餓や干ばつから新たな難民が流入するいま、彼女は取材をしながら、その現実と変わりゆく暮らしを記録する。本作は、声を持たない人々の「声」となる彼女の姿を通して、気候変動の最前線を生きる人々の苦しみと国際社会への問いかけを描きだす。
" こんな人にオススメ!"
・気候変動の影響の最前線にいるアフリカの現状に関心がある。
・気候変動による飢餓や干ばつで避難を強いられている人たちのことについて知りたい。
・気候変動に対して先進国としてできることを考えたい。
Social Media Impact アワード2024 ファイナリスト
ドキュメンタリー / 2023年 / 25分 / 英語(英語・日本語字幕) / 原題:Radio Dadaab
※本作品はYouTubeで公開されており、第20回難民映画祭で日本語字幕を制作しました。
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日本初公開
あの海を越えて
47人の命を救った8人の友人とかつて救われた命がつながる
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2013年、地中海のランペドゥーサ島沖で起きた海難事故。その船には、生きるために命がけでアフリカ諸国からヨーロッパを目指す大勢の人が乗船していた。偶然現場に居合わせた8人の島民は、小型ボートで47人を救出。生と死のはざまで向き合った人々の記憶と痛みを超えて生まれたものは、「つながり」であった。本作は、あの夜の記憶と彼らを結ぶ永遠の友情、そして「誰かを救う」という行為の意味を問いかけるドキュメンタリー。
" こんな人にオススメ!"
・難民と受け入れた人たちがどうやって友情を育んだのか知りたい。
・「命を救う」「難民を支援する」ことの意味を考えたい。
・命がけで海をわたって避難する状況について知りたい。
ビオグラフィルム映画祭2024 – コンテンポラリー・ライヴズ部門 審査員賞受賞
ロサンゼルス・イタリア映画祭2025 – 「Docu is Beautiful」部門 ノミネート
ドキュメンタリー / 2024年 / 74分 / イタリア語(英語・日本語字幕) / 原題:L’ultima isola(英題:The Last Island) / 監督:Davide Lomma
12月 2日(火)18:30 イタリア文化会館(東京)
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カブール・ビューティー
タリバン政権下を生きる親友2人はある日人生の選択を迫られる
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親友のソフィアとニギナはカブール中心部の美容サロンで仲間と働く。ここでは誰もがブルカやヒジャブを脱いで思う存分おしゃれを楽しみ、おしゃべりに花を咲かせることができる。女性が安らぎや束の間の自由を感じられる数少ない場所のひとつだった。ニギナは大学にも通っていたが、タリバン支配下で女子の大学教育は禁止に。サロンもいつまで続けられるかわからず、二人は安全と自由な暮らしを求めて国外へ逃れることを決意する。2023年、アフガニスタンでは約1万軒の美容サロンに閉鎖命令が下る。
" こんな人にオススメ!"
・タリバン政権下を生きるアフガン女性の生活を知りたい。
・アフガニスタンの若者のリアルな生活を知りたい。
・女性の権利について関心がある。
日本賞2024(日本)・青少年向け部門 最優秀賞 受賞
ポルデノーネ・ドックス・フェスト 2024(イタリア)・イタリア映画評論家協会賞(Premio della Critica SNCCI)受賞
ドキュメンタリー / 2023年 / 52分 / 英語・フランス(英語・日本語字幕) / 原題:Kabul Beauty / 監督:Margaux Benn & Solène Chalvon Fioriti
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ぼくの名前はラワン
孤独だったろう者の少年が自分らしく生きる意味を問う
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ラワンは生まれつき耳が聞こえない、幼いクルドの少年。危険な旅を経てダンケルクの難民キャンプで1年過ごしたのち、ある支援者の尽力で彼の一家はイギリスのダービーに移り、ラワンは王立聴覚障碍者学校に入学する。本作は彼が英国手話を習得してゆく劇的な成長を追い、明るく人気者で好奇心旺盛な少年が友情をはぐくみ、自己表現の新しい道を見出すさまを描きだす。
※本作品は2026年1月に劇場公開のため、特別先行上映として12月3日(水)にイタリア文化会館(東京)で上映します。オンライン開催はありません。
" こんな人にオススメ!"
・障がいを抱えた難民の権利に関心がある。
・難民の子どもたちへの支援を考えたい。
・移住後の難民が抱える不安や苦悩を知りたい。
Hot Docs国際ドキュメンタリー映画祭2023・最優秀国際映画部門・特別審査員賞受賞
ロンドン映画祭2022・最優秀ドキュメンタリーGrierson賞ノミネート
Shine Global映画祭2023 – Children’s Resilience賞最優秀賞
ドキュメンタリー / 2022年 / 90分 / 英語、クルド語、イギリス手話(日本語・英語字幕、バリアフリー字幕) / 原題:NAME ME LAWAND / 監督:Edward Lovelace
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(※オンライン鑑賞のための視聴環境に問題がないかをご確認いただくことができます)
リスト:彼らが手にしていたもの(約10分、鑑賞無料)
迫りくる命の危険の中、わずか10分たらずという時間の中で持ち出したものとは?
彼らのリストを通じて、一人ひとりのストーリーが見えてくる。言葉の持つ力や、言葉の奥に込められた難民の思いを汲み取りながら、原題「What They Took With Them: a List」の原作者であるジェニファー・トクスヴィグと共に、原作に込められた意図を理解し、一言一句丁寧に、長い時間をかけて翻訳作業を行い、日本語版の詩が完成。原作の持つ世界観を壊さぬよう、テンポやリズム、間を大切にしながら、収録された緊迫感のある映像は、きっと観る人の心を突き動かす。